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-世界一の販売台数を誇る産業ロボット開発を支援- DSO(Device Software Optimization)-スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化-を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場:WIND、以下ウインドリバー)は、株式会社 安川電機(本社:北九州市八幡西区、取締役社長 利島康司)が、ウインドリバーが提供する、インダストリアルオートメーション向けに最適化された、開発ツール、OS、ミドルウェアのセットをパッケージ化した、Wind River® Platform for Industrial Automation(以下Platform IA)を、昨年7月より販売を開始した、新主力ロボットコントローラ「NX100」および「NXC100」に採用したことを、本日発表します。 安川電機は、1977年に日本で初めての全電気式産業用ロボット“MOTOMAN”(モートマン)を出荷して以来、27年目の2003年11月25日に累積出荷台数10万台を達成し、産業用多関節ロボットで世界一の累積出荷台数を更新しました。2003年度上期(4~9月)の売上高実績は約374億円(前年同期比27%増)、受注台数は産業用ロボットで約6,200台(同26%増)で、用途別では特にアーク溶接用、スポット溶接用、塗装用、それに液晶ガラス搬送が好調であり、10月以降からは半導体関連ロボットの受注も活発化しています。 同社では2003年7月に新型ロボットを発表、そのロボットコントローラであるNX100とNXC100を同時開発するにあたって、Platform
IA が採用されました。同社ではいままで、アプリケーションのベース部分であるリアルタイムOS(RTOS)を自社で開発していましたが、新型ロボットコントローラの開発にあたっては、ネットワーク対応などのユーザニーズにタイムリーに応える事のできる製品を実現するため、市販のRTOSを選択することとなりました。 さらに「今回 Platform IA を採用したことで、RTOS 部分だけでなく、上位ホストコンピュータとの情報系ネットワークにおける各種プロトコルスタックや、API を実現する上で有効な DCOM (Distributed COM)、またインダストリアル向けのネットワーク用ミドルウェアの開発・改造・メンテナンス作業に時間をとられることがなくなりました。その結果、本来のロボットアプリケーション開発に注力でき、製品の競争力を増大することが可能になりました。将来的には弊社が出荷する全ての主力のロボットコントローラは NX100 と NXC100 に置き換わる予定です。」とも語っています。 Platform IA は、業界で数々の実績を持ち、信頼性の高いリアルタイムオペレーティングシステム( RTOS )である VxWorks® と、インダストリアルオートメーションデバイスの開発に必要な開発ツール、マルチメディアAPI やインダストリアル向けのネットワークおよびミドルウェア群 ( OPC/DCOM、DeviceNet、EthernetIP、XML/SOAP ワイヤレス、USB など)の相互運用/互換性を事前に検証し、お客様に提供します。Platform IA を使用することにより、ロボットメーカやサプライヤは、信頼性の高い機器を開発するための基盤を入手できるので、基本部分の開発の手間とコストを大幅に削減し、他社との差別化となる上位ソフトウェアの開発に専念、競争力のある製品を適切な時期に投入できます。 ご参考: (1) ロボットの位置精度向上で溶接品質が格段に向上 ロボットの高性能制御方式として当社が開発し、すでにロボットコントローラに適用している“ARM制御”(※1)の中の一つである高精度軌跡制御に新しい演算式を適用したことによって、ロボット動作時の軌跡精度を従来の約2倍、絶対位置精度(※2)を約5倍向上しました。これにより、従来以上の溶接品質を実現できるとともに、あらゆる用途での位置精度にかかわる製品品質の向上、不良低減などが図れます。 (2) 操作性の向上、使いやすさを実現 手元操作のプログラミングペンダントは、液晶表示 6.5 インチカラーグラフィックパネルとタッチパネルの採用、操作しやすいキー配置を適用したほか、アーク溶接やスポット溶接、ハンドリング、塗装などの用途別専用画面も新機能として織り込んでいます。見やすく、操作が簡単、用途別専用画面も簡単に選択できます。また、その他の各種機能も更に充実・強化を図り、操作性の向上、使いやすさを実現しました。 (3) 高効率システムの構築が容易、短時間で立ち上げ可能 マルチ制御の適用で、最大36軸の協調制御が可能です。ロボット4台の協調制御が行え、ジグレス協調システムなどによる高効率・高密度配置システムを簡単に構築できます。さらに、プレイ軌跡確認機能により、プレイ中の軌跡をティーチモードで事前に確認できるほか、ティーチング作業の不明点はヘルプ機能によってサポートしますので、ティーチング時間の短縮が可能で、システムの立ち上げが短時間で行えます。 (4) 信頼性、メンテナンス性の向上 寿命部品の削減、ユニットや部品点数の低減、ケーブルの接続コネクタ化、サーボ部の保護機能強化等によって信頼性を大幅に向上しました。また、万一の故障に備えて、トラブル表示機能を搭載しており、プログラムペンダントにトラブルシューティングガイドが表示されるので、短時間で故障個所を特定できます。 [文中語句説明] (※1) “ARM 制御”(Advanced Robot Motionの略) ロボットの動作性能を向上させるため、安川電機が独自で開発した各種の制御機能を織り込んだソフトウェアで、当社の産業用ロボットコントローラに数年前から搭載しています。主な制御機能としては、高精度軌跡制御、振動抑制制御、最適加減速制御、パスコンスタント制御(円弧やコーナ部での動作制御)、非干渉化制御(ロボット軸間の相互干渉による振動を抑制)、衝突検出機能などがあります。 (※2) 絶対位置精度 ロボットを動作させる場合、座標軸上の任意の指定した点(位置)に対し、ロボットが到達したときの位置が指定した点に対して異なる量(指定点との差)。 安川電機に関する詳しい情報は、以下の URL をご覧ください。
Wind River および ウインドリバー株式会社について 登録商標:
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